歯科用CT

歯科用CTとは?

従来のⅩ線撮影装置では不可能だった、患者様の3D立体データを高精度に得ることができます。

インプラント治療、抜歯、歯周病、矯正治療など、精密な技術を要するものには、精密な検査が必要です。しかし、従来のレントゲン写真で得られる情報量には限界がありました。そこで、アマリ歯科クリニックでは、3D(三次元)の立体画像を得られる歯科用CTを導入することにより、見えなかった部分を容易に確認することができるようになりました。より正確で、より安全な診断を行うことが、治療の確実性を高めることにつながります。

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歯科用CTの特徴

歯科用CTは撮影が簡単

撮影は服を着たまま座って約10秒

医科用のCTのように閉所に入ることなく、オープンな空間で撮影でき服を着たまま座った状態で撮影します。
患者様にあわせて、高さ調整が可能です。
車椅子の方もそのままで撮影ができます。

歯科用CTは被爆線量が少ない

被爆線量を比較した場合、医科用CTによる頭部撮影に対し、アマリ歯科クリニックで導入しているプロマックス3Dは約1/20程度と、安心して撮影を受けていただけます。

被爆線量の比較(単位はミリシーベルト)

  • 0.03…歯科用CT
  • 0.60…胃のX線集団検診
  • 0.81…神奈川県の年間自然放射線被爆量(国内最小)
  • 0.91…東京都の年間自然放射線被爆量
  • 1.19…岐阜県の年間自然放射線被爆量

自然被爆量とは

 

自然界の中には放射線を出すものが、空気中、水中、土中に存在し、それから常に放射線は出しています。さらに、それは食べ物の中や、自分の身体の中にもあります。これを自然放射線といいます。

自然放射線は地域によって異なり、東京都は年間に0.91mSV、岐阜県は花崗岩質が多くある為 年間1.19mSVとなっております。そのため岐阜県民は東京都民より年間0.28mSV多く被爆します。人の一生を80年とすると22mSV多く被爆していることになります。このことは、胸部直接撮影の表面線量を1枚当たり0.22mSVとすると、一生の間では胸部写真100枚分多く被爆していることになります。しかし、そのために岐阜県に異常が多いという報告はありません。

さらに世界の中では自然放射線の高い地域があります。インドのケララでは大地に含まれるモナザイトからの放射線が高く、年間で日本の十数倍被爆します。これもまた、長年さまざまな調査が行われてきましたが、被爆に伴う異常は確認されていません。

つまりこれが意味するのは、放射線は蓄積しないということです。少ない量の放射線が体にあたった場合(低線量被爆)、人間には回復と言う能力があるために影響があったとしても、ほとんど元に戻してしまうのです。(自然放射線量と各検査の被爆線量の比較)

胎児への影響

放射線被曝によって細胞が破壊され、正常な細胞が損傷を補うことが出来なければ、胎児の形態異常が発生します。胎児の形態異常が発生する可能性は、妊娠初期の器官形成期に器官を形成する細胞が損傷を受け、その損傷が修復能力を上回る場合です。それだけの損傷を与える最低線量は、胎児が100mGy以上を吸収した場合と言われております。
しかし、妊婦が少しでも放射線に当たると胎児の形態異常が発生すると誤解され、不幸な事態も起きています。そこでICRPでは「100mGy未満の胎児線量を妊娠中絶の理由としてはならない」としています。

胎児の発育段階と放射線の影響
被爆の時期 放射線の影響 しいき値(mGy)
受胎から着床 着床の失敗・受胎産物の検知されない死、形態異常は極まれ(受胎後最初の2週) 100~200
受胎後3~8週 形態異常(3~8週) 100~200
受胎後8~25週 知能指数の低下(8~15週の感受性が高い) 100~200

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歯科用CT導入のメリット

治療の安全性確保

幅広く歯科治療に応用することができ、正確な審査・診断により、治療の安全性を高めます。

患者様の負担軽減

従来のインプラント治療では、インプラントの土台となる顎の骨(歯槽骨)の状態を確認するために、骨のうえの歯肉を剥がして直接確認する場合もありました。しかし、CTの導入により、事前に顎の骨の状態を確認できるため、患者様の負担が少なくなりました。また、医科用CT撮影の20分の1程度の被爆線量に大幅軽減を実現しています。

時間の短縮

CT導入以前は近隣のCT撮影センターまで撮影に行っていただいておりました。そのため、日数も手間もかかっていましたが、院内にCTを導入したことにより、わずか数十秒での撮影が可能になりました。つまり 患者様が他の医療機関にわざわざ出かける必要がありません。

わかりやすい治療説明(インフォームドコンセント)

治療する部位を立体的な3D画像でお見せすることにより、どこを、どのように治療するのか、視覚でしっかりと認識することができ、安心して治療に臨んでいただくことができます。

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歯科用CTでできること

様々な診療に活用できます

従来のⅩ線撮影装置では『見えなかったものが見える』、『わからなかったことがわかる』など 歯科用CTは以下のような治療において安全性、確実性を向上させることができます。

インプラント術前検査

術前計画の段階でインプラント埋入部位の骨の状態(質や厚み、高さ、形態など)や大きな血管と神経の位置を正確に把握できるので、確実に治療ができるだけでなく、従来のレントゲン撮影に比べて大幅に治療期間の短縮、費用軽減が可能です。インプラント治療における術前検査として、三次元画像により、安全、確実な診断ができます。

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インプラント治療前 インプラント埋入後

矯正治療術前検査

長期治療が必要となる矯正治療も、三次元画像により歯並びや骨の状態が正確に判断することが可能となり、歯の移動の限界が予測でき、また軟組織の状態もわかるので、治療期間短縮に役立ち効率の良い矯正治療にも役立ちます。

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矯正治療画像

歯周外科術前検査

歯周病は歯を支える骨が少しずつ溶けていく恐ろしい病気です。歯や、骨までを含む歯の周囲組織をダメにしてしまうだけではなく、全身の健康状態にも大きく影響します。三次元画像により、歯周病による骨の状況が立体的に把握することができ、歯周病の診断をより正確にし、結果 短期間での治療が可能となります。

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歯周外科

根管治療術前検査

三次元画像を使うことにより、長さ、湾曲、幅を正確に把握することができ、確実な治療を可能にします。また、細かい根の破折や歯根の根尖の病巣も発見することができ、早期の治療が可能です。どうしても時間のかかる根管治療も、スピーディーに そして 精密に行うことができます。つまり、CT画像を使った正確な診断によって根の病気の完治を目指しやすくなります。

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根管治療術前 根管治療術後
根管治療術前 根管治療術後

智歯抜歯術前検査

神経や太い血管が多い智歯の抜歯手術の際、三次元画像により、神経や血管の位置を正確に把握することができ、予後が一番良くなる外科手術を行うことができます。

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智歯抜歯

口腔外科術前検査

骨の中まで三次元画像で見ることにより、骨折の診断や、腫瘍や嚢胞といった病気の早期発見も可能にします。また、立体的に骨の中の状態が把握でき、手術時間の短縮が可能となります。

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口腔外科

顎関節検査

顎が痛い、口が開けずらいなどの顎関節症の症状で悩まれている場合に、骨の異常なのか、かみ合わせの原因なのかCT撮影により容易に診査・診断、治療が可能になります。

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顎関節

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『CT撮影のみ』も可能です

アマリ歯科クリニックでは『CT撮影のみ』も可能です。

他の歯科医院に通院している方で、歯科用CTで撮影した三次元画像が必要な方には、CT撮影のみも行っております。
撮影した画像は、CD-ROMなどのメディアでお渡しいたしますので、その場でお持ち帰りいただけます。
上顎洞も十分確認できますので、耳鼻科用でも使用できます。

【CT撮影は保険が適用されません。撮影費用の目安は15,750円程度です。】

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