凄い物がとれました!!!
それは、この一枚のパノラマ写真がきっかけです。
左下の第一大臼歯 根尖に透過像が確認できます。
そこで細部を見るデンタル写真の画像です。
根尖病巣があることが確認できたので、患者さまに説明
同意を得られ、冠を取り外し、土台を外しました。すると、中は虫歯だらけでした。
保存する事が不可能でしたので、口腔内カメラで撮影
状況を理解していただきました。
なぜなら、自覚症状はほとんどなく、
患者さまは、冠と歯肉の境目から見える
黒いむし歯だけが気になっていたからです。
そして、残念なことに抜歯。
これが、ヤツです。
根の先端に膿の袋が付いています。
こいつが出来ないように、根の治療を我々は頑張るのです。
見て頂くとご理解いただけると思いますが
根の上の本来 歯冠がある部分の歯質がほとんどありません。
なので、この歯は抜歯となりました。
膿の袋を取った状態です。
健康な歯は抜歯するとこのような状態で
根の先端はつるつるです。
最初に神経を取った先生が
きちんと根の治療をし、虫歯を取っていれば
このような事に歯ならなかったはずです。
『絶対にこのような治療はしてはいけない』
と思います。
27(土曜日)・29(月曜日)は諸事情の為、甘利は休診とさせて頂きます。
尚、病院は通常通り診療しております。