凄いのが出ました!!!
矯正を考えている患者さまの左下奥に
親知らずが斜めに食い込んでいました。
下歯槽管に触れている、下のようなレントゲン像でした。
歯冠部を分割し、根も上下に分割抜歯しました。
左の写真は後ろから見た写真です。
凄い根っこですね。みんながあっち向いほい状態!!
今年一番の くねりング根っこかもしれない!!
矢印の部分に下歯槽管が触れていました。
右の写真は側方(頬側)からの写真です。
くねりング状態が確認できますね!!
下の根の矢印の部分に下歯槽管が触れていました。
抜歯窩を確認すると下歯槽神経が見えていました。
これで唇の痺れが出ずに抜歯が終了したのですから、驚き!!
大体の場合、麻酔が覚めた後でも若干、痺れが残っている事が多いのですが...
まあ、歯肉を切開・剥離して抜歯したので腫れはありましたが、
骨も全く削除せず、骨内で歯牙を粉々に分割したので
痛みはそれほどでもなかったようです。
腫れも48時間がピークでひいてきますので
飴玉を食べている状態も、ちょっとの辛抱です。
頑張ってくださいね。
親知らずが綺麗に無くなっていますね!!
ちゃんとした知識と技術を持っていれば
親知らずの抜歯はそんなに大変ではありませんよ。
よく、当院には他の病院で脅され、大学病院でしか親知らずは抜けない!!
というガセネタを吹き込まれた患者さまが来院されますが
大体の場合は問題ないですよ!!
と言っても私でも、危ないなと思う場合は
私が矯正治療に行っている、東上野歯科クリニックの岡田先生
(小川歯科医院院長:川崎市 東上野歯科クリニック:口腔外科担当&口腔外科指導医)に紹介しますけどね!
患者さまの為です。安全第一!!!!!
以前、何人か危ないなと思い紹介したら
本当に抜くの?と患者さまをやめるよう説得したそうです!!
冗談です!そのくらい大変なケースです。
でも、きちんと綺麗に抜歯されていました!さすが!!