先週末の夕刊記事に、「弁当の日」についての記事がありました。
親が作る弁当ではなく、子供達自身がメニューを考えて
早起きし、料理をするという取り組みで、小学校から大学まで
300校近くで実践されているそうです。
彩りや栄養を考えながら、弁当作りに格闘することで
親子の会話が増え、食べ残しは減ったとか。
家族と献立を考えて、買い出しに行き、それぞれの
生活、体にあったバランスの良いメニューを一緒に作る
ことで、子供は親に感謝し、親は子供の成長を知る・・・
素晴らしい時間だと思います。
因みに我が家では、娘が考案した野菜炒めや、
いびつな形に切られたサラダ、思う存分こねた(笑)
パンやハンバーグが登場する機会も多くあります。
もちろん、全国の学校、家庭の全てで実践するのは難しいかも
しれませんが、国、学校、家庭が一つの目標をもって
一歩ずつ動くことが、未来を築くと思います。
これは、一つの例です。
生活環境と、食生活、歯並びについては、以前から興味があり
もちろん、すぐに深く掘り下げてそのデータを集めて研究・・・
というわけにはいかないのですが
口の中の専門家である前に、一人の父親でもある立場上
「食育」についても時々考えてしまいます。
安心、安全な食生活について、先進国で広がる子供の肥満につい
て、子供の味覚異常、個食・孤食について・・・などなど。
これからも、情報を集めながら、未来を担う子供たちの
食生活、更には口内環境について考えてゆきたいと
思っています。