昨日に引き続き
第8回 日本Tweed研究会大会 2日目に参加してきました。
今日のメインは
特別講演1
『矯正専門教育におけるスタンダードエッジワイズ治療の概念と治療ゴール』
日本大学歯科矯正学講座 教授 清水弼 典佳 先生
特別講演2
『ミニインプラントを用いた矯正歯科治療ー安全確実な植立と効果的な歯の移動ー』
日本大学歯科矯正学講座 准教授 本吉 満 先生
でした。
この講演を聞きに 箱根にやってきたといっても過言ではありません。
短めに...
まず、特別講演1 清水先生
近年、矯正歯科医の力量の格差が指摘され、学会でも矯正学卒後教育の
レベルアップと標準化を推奨している。
治療現場では、矯正医の治療に関する概念の違いから、治療法はおろか治療のゴールでさえ
コンセンサスを得られないことが多く、残念な状態である。
本講演では、ツイードメカニックスを含めたスタンダードエッジワイズ法による治療例を
供覧しながら、矯正教育現場や、治療現場における問題点や今後の対策を検討されていた。
次に、特別講演2 本吉先生
最近、チタニウム・ミニインプラントやアンカープレートを固定減として利用した
新しい矯正治療が普及している。
ミニインプラントを口蓋や唇頬側歯側骨に設置することにより、絶対不動の固定減が得られ、
患者の協力性に頼ることなく、良好な治療結果を容易に得ることが可能になった。
などなど
私の母校 日本大学 歯科矯正学講座 の お二人による
最新の治療法などが、事細かに説明がありました。
私も、ミニインプラントを使用しながら 矯正治療を行ってきましたが
より積極的に 使用していかなければならないな
と実感した講演でした。
今日は、午前中で終了で、集まった会員は
それぞれのオフィスがある全国へ戻って行かれました。
また、来年 箱根で会いましょう!皆さん!!!