今日は、先日 日大アメリカンフットボール部OB会 総会で行われた
OB会 会員の
神奈川歯科大学生体管理医学講座麻酔科学分野
講師 国松先生による
救急蘇生セミナーをプライベートで行ってもらいました。
7医院 総勢34名のセミナーとなり
セミナー室がほぼ満席。
まず、午前中 歯科医院における
『救急措置に対する院内の予防』 それに続く
『救急措置に対する院内の対応』 の講義があり
DVDによる
人工呼吸
心臓マッサージの方法
AEDの使用説明
が行われました。
DVDにはトレーニングプログラムも組み込まれており
マネキン1体に対し 3人一組で実習が行われ
実際のバック(人工呼吸マスク)を使用した 人工呼吸の基本をマスターし
次に 心臓マッサージのトレーニング
そして
1人で人工呼吸と心臓マッサージのトレーニング
2人で人工呼吸と心臓マッサージのトレーニングと
実際のケースと同様にトレーニングしました。
その後、AEDの説明があり その使用方法を学びました。
AEDも同様に マネキン実習を行い、人工呼吸と心臓マッサージとのタイミングなど
事細かにポイントの説明がありました。
最近、街中や公共施設等に AEDの設置が普及してきていますが
実際 手に取り その仕組みを理解していないと
いざという時に使用できないものです。
午後は、
『ショック状態がなぜ起こるか』 『起きた時への対応』や
『エイズに対する現在の状態』など
どちらかというと お勉強に関することがメインでした。
ただ、我々歯科医師にとっては当たり前ですが
スタッフにとっては その仕組みなどが、知らない事だらけだったようで
皆 国松先生の話を 一語一句聞き洩らさないように 集中していたようでした。
今回の講習会は スタッフにとって 非常に為になったと思われます。
医療従事者として、もっと救急措置について詳しくなっていかなければならないなと
つくづく感じた1日でした。
またぜひ、このような講習会を企画していこうと思います。