やはり、神経を取ると…

以前、 受け口を矯正治療で治し 歯のない部分(欠損部分)を

インプラントで治療された患者さまです。

 

ところが、久し振りの来院の際に 

『先生 何だか右下の歯肉が腫れているの!!!』

とのこと。

ま、まさか!!!!

 

思い浮かべたのは 『歯根破折』

なぜなら、約2・5年 矯正治療をしていた際に 何もなく

とくに 歯周病患者さまでもなかったからです。

そして、もともと受け口でしたので 最後臼歯に対しての

『オーバーロード(過重負担)』

が起きていたのでは?との 想像からです。

 

術直後の写真

画面の右上・右下に維持・安定して機能しているインプラントが確認できます。

今回の破折歯牙が左下の矢印の部分にあります。わずかな透過像は確認できますが、

失活歯(神経を取った歯)なので これぐらいなのかと…

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メンテナンスの際来院時

通常のレントゲンを撮影してみると 矢印の部分の骨が消失し

黒い影が確認できます。この時点では 根の治療を行えば残るかなと…考えていました。

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歯科用CT画像

明らかに怪しかったので CTを撮影してみると、最後臼歯の根の周りの骨が吸収し

全体的にぷらぷらな状態になっていました。

この状態では根管治療を行ったとしても 保存不可能 抜歯を説明し

今後の治療計画を立案・提示し インプラント治療を行う事にしました。

終了前に 歯科用CTがあれば わずかな変化が確認できたかもしてません。

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歯根破折歯

抜歯してみるとやはり 歯根が破折していました。

そして、根の周りを肉芽が覆っていました。

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インプラントの初期固定が得られないため 今後、約3カ月 骨の治癒を待ち

 インプラント修復へと向かっていきます。

この部位のブリッジは 矯正治療終了後 当院で入れたもので、5年保証の期間内

まだ 2年半しか経過していないため 差額分のみの治療費で

インプラント治療を行わせていただく事になりました。

 

当院では、全ての自費治療に関し5年保証を付けております。

ご安心を!!!

 

治療終了して 1年もしないうちにトラブルがあっても、また 同じ金額を請求する

病院もありますので ご確認を!!!!!

 

年明けに 治療結果をご報告させていただきます。

 

 

  カテゴリ:インプラント, 歯科用CT