クラウンレングスニング(歯冠延長術)

    

インプラント治療を行った患者さまです。

奥歯が虫歯で歯肉縁下になってしまったために、

クラウンレングスニング(歯冠長延長術)を

行う事にしました。

 

術前

歯の半分が歯肉に覆われています(矢印の部分)。

覆っている歯肉を切除し、骨との位置関係を改善させます。

クラウンレングス.jpg

 

 

 

歯肉切除後

余分な歯肉を削除し、歯牙から骨が近いため

歯槽骨削除も行います。

これにより、冠を被せた時に正常な位置関係となります。

歯肉切除後.jpg

 

 

 

クラウンレングスニング後

先ほど見えていた骨面は歯肉を寄せることにより

閉鎖創となります。

術前には見えていなかった根管&歯根が見えています。

クラウンレングスニング後.jpg

 

 

 

この状態で、約1カ月治癒するのを待ち

補綴処置へ移行していきます。

 

 

 

  カテゴリ:歯周外科