セルコン・ジルコニアセラミックス
1. 第三世代のマテリアル“ジルコニアセラミックス”による高い生体親和性
テクノロジーの結晶
クラウン&ブリッジ治療に使用した金属が、長い間に口腔内に溶け出し、体に取り込まれてアレルギー反応(金属アレルギー)を起こすことがあります。口腔内だけに留まらず、体の各部位の皮膚炎、発疹、湿疹などの原因となる事もあります。
メリットが可能になった理由
セルコン・ジルコニアセラミックスは、金属アレルギーの要因となる物質が一切使用されておりません。ジルコニアをコア材料とした、オールセラミックスです。
臨床写真 ブラックライン上顎前歯 | 臨床写真 下顎臼歯3本ブリッジ |
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2.より天然歯に近く、自然な輝きと白さを発揮する審美性
従来のセラミックス治療においても、主な材料としては内面に金属が使用されています。金属イオンの溶出により、歯肉が退縮し金属の黒いラインが現れたり、歯肉に着色してしまうことがありました。また金属が、光源の入射を遮断してしまうため、天然歯と比べると色調が暗くなる場合もあります。
メリットが可能になった理由
セルコン・ジルコニアセラミックスは、金属イオンの影響がありませんので、長期間にわたる使用後も歯肉の退縮や着色がなく、より天然歯に近い色調再現をお約束いたします。
臨床写真 歯肉の着色 |
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3.高い強度と安全性によるソリューション
セルコン・ジルコニアセラミックスは、結晶構造が緻密なため、耐久性と耐食性に優れ、金属と同等な強度を維持します。また表面性状が滑らかなため細菌の付着が少なく、衛生面でも優れています。
メリットが可能になった理由
欧米では金属に替わるマテリアルとして、その構造特性から“白いメタル”と呼ばれています。既に医科の分野においてジルコニアは、人工股関節等に利用されており、その耐久性と安全性が立証されています。また工業界ではF1のブレーキや、スペースシャトルの外壁材として、強い負荷に耐えることが必要な分野で利用されています。