歯根が割れ、骨吸収し 待時埋入を行ったケースです。
以前、2003年 右側下顎にインプラントを埋入していたので
今回も『インプラントで治療したい!』 と 埋入を行いました。
術前
メンテの際の写真です。左から4番目の金属の冠(白く抜けた冠)の
歯根にまだ 骨が確認できます。
抜歯前
歯根が割れ、骨吸収が起き黒い透過像が確認できます。
埋入直前(咬合面)
抜歯時 排濃があった為&頬側の骨吸収が著しかった為、
即時埋入は行いませんでした。
埋入直前(側方)
近心頬側の吸収が著しい。
歯科用CT画像(埋入直前)
根間歯槽骨は維持されており、抜歯窩も骨で充填されてきている。
埋入の際には この根間歯槽骨と根尖より深い部分の骨に
インプラント体を維持させます。
インプラント埋入
フラップレス(全く切開を入れない手術)で埋入しました。
この状態で ある一定の力を加えても固定されていたので
当日、仮歯をつける事にしました。
歯科用CT(埋入後)
根間歯槽骨に維持されているのが確認できます。
抜歯後 骨の少ない時は既存のこのような骨に支持を求めます。
プロビジョナル装着(仮歯装着)
衛生面を考え ねじ止めの仮歯を装着しています。
プロビジョナル(咬合面)
プロビジョナル(側面)
この後 8週後 本印象を行います。
いまや 歯科用CT無しではインプラントは語れないですね!!!!
もう少しお待ちください。