3M Unitek 主催のセミナーが
ベルサール九段のイベントホールにて開催されました。
今回の演題は
『―治療プロトコールの最適化を目指して―』
まず、 オハイオ州 シドニー開業の
Dr.Lisa Alvetroによる
『The Efficient Practice of Successful Treatment』
の講演が行われました。
セルフライゲーティングアプライアンス
(従来の矯正のような結紮線やゴムでワイヤーを固定しない装置)を使用した、
より効率的な治療を行うための方法を、紹介。
その中で とくに次の2つについて詳しく説明されていました。
≪セルフライゲーティングアプライアンスを使用しての治療≫
これまでの1000症例以上の治療経験から、これらのアプライアンスが、
いかに効率の良いシステムであるか。
空隙閉鎖やスライディングメカニクス、犬歯のリトラクション、
オープンコイルとライトワイヤーを併用してスペース確保をした後の
低位犬歯のポジショニング、ローテーション及び歯列弓形態のコントロール、
ワイヤーの進行と調整、フィニッシングフェーズについて詳細に述べられていました。
≪Ⅱ級矯正装置を使用しての治療≫
フォーサスTM FReDは、ドクターにとっても患者にとっても、予知性が高く、
ポジティブな治療を行うことができる。
今回の講演では、この固定式装置を、日常の臨床に取り入れている理由と、
行かに使用が容易で、コストパフォーマンスに優れている装置であるかについて述べられていました。
そして、、フォーサスTM とセルフライゲーティングアプライアンスの組み合わせの
治療の症例発表もされていました。
残念ながら午後の講演は、東上野での診療があり聴講することができませんでした。
明日の残りの講演に期待し、会場を後にしました。
という事で、明日 17日も勉強会の為 院長 甘利は
休診させていただきます。
尚、病院は通常通りに開院しております。