International Self-Ligation Symposium 2009 Day1

3M Unitek 主催のセミナーが

ベルサール九段のイベントホールにて開催されました。

今回の演題は

『―治療プロトコールの最適化を目指して―』

 

まず、 オハイオ州 シドニー開業の

Dr.Lisa Alvetroによる

『The Efficient Practice of Successful Treatment』

の講演が行われました。

 

セルフライゲーティングアプライアンス

(従来の矯正のような結紮線やゴムでワイヤーを固定しない装置)を使用した、

より効率的な治療を行うための方法を、紹介。

 

その中で とくに次の2つについて詳しく説明されていました。

 

≪セルフライゲーティングアプライアンスを使用しての治療≫

これまでの1000症例以上の治療経験から、これらのアプライアンスが、

いかに効率の良いシステムであるか。

空隙閉鎖やスライディングメカニクス、犬歯のリトラクション、

オープンコイルとライトワイヤーを併用してスペース確保をした後の

低位犬歯のポジショニング、ローテーション及び歯列弓形態のコントロール、

ワイヤーの進行と調整、フィニッシングフェーズについて詳細に述べられていました。

 

≪Ⅱ級矯正装置を使用しての治療≫

フォーサスTM FReDは、ドクターにとっても患者にとっても、予知性が高く、

ポジティブな治療を行うことができる。

今回の講演では、この固定式装置を、日常の臨床に取り入れている理由と、

行かに使用が容易で、コストパフォーマンスに優れている装置であるかについて述べられていました。

そして、、フォーサスTM とセルフライゲーティングアプライアンスの組み合わせの

治療の症例発表もされていました。

 

残念ながら午後の講演は、東上野での診療があり聴講することができませんでした。

明日の残りの講演に期待し、会場を後にしました。

 

という事で、明日 17日も勉強会の為 院長 甘利は

休診させていただきます。

 

尚、病院は通常通りに開院しております。

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