新型インフルエンザについて!!  No.6・7・8

連載シリーズ 第3弾

インフルエンザについて ほ~とけない!!

朝日新聞より

 

≪6≫「季節性」接種も6)季節性接種も.jpg

 新型インフルのワクチンと同じ方法でつくる季節性インフルのワクチン。うっている妊婦はまだ少ない。日本産婦人科学会などが「希望する妊婦には接種してよい」と明確に表明したのは08年と最近のことだ。日本の医療従事者は妊婦に薬を使うことに慎重なところがある。

 インフルに詳しい北海道大学教授の水上尚典さんは「今シーズンは季節性インフルも流行るだろうから、妊婦はぜひ季節性のワクチンもうって」という。少しでも危険を減らすためだ。妊娠のどの段階でも接種できるかが妊娠週数が増えるにつれて重症になりやすくなるという。

 

 

2009年9月27日より

 

≪7≫授乳中うてる?7)授乳中うてる?.jpg

 免疫が未熟な赤ちゃんは、母乳を通して、お母さんからウィルスなどの外敵を攻撃する免疫力の武器(抗体)を与えてもらっている。母乳を飲んでいる乳児は、新型インフルに感染しても、重い呼吸器の病気になって入院するリスクが低いという米国の報告もある。

 授乳中の母親はワクチンを打ってもいいのだろうか
?産婦人科医をはじめとする専門家は「いい」と口をそろえる。ワクチンに含まれているのはウィルスの断片なので、母親の体内でウィルスが増える心配はないからだ。母乳にウィルスが入ることもない。

 

 

 

2009年9月28日より

 

≪8≫高齢者も優先8)高齢者も優先.jpg

毎年はやる季節性インフルエンザでは、お年寄りが最も重症になりやすい。高齢者によって抵抗力が落ち、細菌による肺炎などを起こしやすいためだ。毎年、無くなる人のほとんどは65歳以上だ。

 

新型は季節性と違って子供や若者の感染が目立っている。米国では高齢者が重症になるリスクは若い人ほど高くはないと判断し、ワクチンを優先してうつ対象に位置付けていない。

一方、日本では高齢者も優先接種の対象にしている。米国と違い、季節性と同じくらい、たくさん高齢の重症患者が出ると判断している。

 

2009年9月29日より

 

 

  カテゴリ:お知らせ