カテゴリ: オールセラミック

口腔前庭拡張&ジルコニアブリッジ

歯根破折した歯牙&ブリッジをインプラントにて再建しました。

 

術前

左側の矢印の部分の歯牙はかなり大きい根尖病巣があるため後日、

 インプラント治療を行いました。

右側の矢印の部分に歯根破折し、ブリッジからずれているのが確認できます。

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口腔前庭拡張前                        口腔前庭拡張直前

歯牙抜歯後、角化粘膜(動かない粘膜)の量が     粘膜治癒後、矢印の部分に示すように

足りていません。                        中央に可動粘膜が入り込んでいます。

口腔前庭拡張前.jpg.jpg

口腔前庭拡張直前.jpg.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口腔前庭拡張手術                        口腔前庭拡張術直後

角化粘膜をセパレートし、頬側へ移動させ          術後1週間、矢印の部分にまで

コラーゲン膜で覆う事により、角化粘膜を増加させます。 移動しています。

口腔前庭拡張オペ.jpg.jpg

口腔前庭拡張オペ後.jpg.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口腔前庭拡張術後

硬い角化粘膜が幅広くあることが確認できます。

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インプラント埋入&プロビジョナルセット後      プロビジョナルクローズアップ

インプラント埋入を行い、インプラントの初期固定が

得られたため仮歯をその日に装着しました。

プロビセット後.jpg.jpg

プロビクローズアップ.jpg.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジルコニアブリッジ

オールセラミックスブリッジをノンメタルのジルコニアフレームで作りました。ジルコニア.jpg.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

術後                                    セット後クローズアップ

矢印の部分にブリッジがセットされています。

右側の歯牙は抜歯され、インプラントが埋入されています。 

術後.jpg.jpg

セット後クローズアップ.jpg.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セット後側方

ブリッジの周りに角化粘膜が豊富にあることが確認できます。

角化粘膜がある事により、歯肉が骨に固定され細菌の侵入を防ぎます。

この角化粘膜がある事により、 ブラッシング時に ブラシの毛先が当たっても痛くありません。

歯肉が長期安定します。     

セット後側方.jpg.jpg

 

日付:  カテゴリ:インプラント, オールセラミック, ブリッジ, 審美

 

抜歯即時インプラント&オールセラミックス

歯が折れ、抜歯即時埋入した方のケースです。

埋入後、オッセオインテグレーションするのを待ち 

仮歯をつけて 歯肉を整えてから最終補綴物を装着しました。

 

術前

唇側はわずかに歯質が見えますが、口蓋側は骨縁下まで歯牙が割れていました。

歯肉との境目に黒い縁下・白い縁上歯石がかなり付いています。

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オペ直前

神経の治療をし、骨上の歯質を削除し歯肉を造成しています。

オペ直前までに歯石をとり 口腔内を掃除し歯肉を引き締め清潔な状態にしています。

術直前.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペ後

歯肉の中にインプラントのカバースクリューが見えます。

この後、仮歯を装着し歯肉の形態調整を行います。

全体的に初診時より歯肉が引き締まり ヘルシーな状態になっています。

埋入後.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終補綴物(オールセラミックス)

歯肉との境目にメタルの影を出さない為に中間構造体も白いジルコニアで作りました。

もちろん、上の歯も光の透過性を考え ノンメタルで作りました。

ジュルコニア.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

術後

ジルコニアカスタムアバットメントを装着し、オールセラミックを装着した状態。

また歯肉との間に歯垢・歯石をためないようにしましょうね。

歯並びの為に 若干ワイドになってしまいました...

術後.jpg

 

 

日付:  カテゴリ:インプラント, オールセラミック, 審美, 抜歯即時

 

メタルフリーブリッジ(ノンメタルブリッジ)&金属アレルギーについて

以前からブログに載せようと思いつつ

全く載せていなかったので、みなさんにご紹介させていただきます。

 

皆さん 金属を使わないブリッジをご存知ですか?

 

その紹介の前に、ちょっと脱線...

保険治療の場合、詰め物は12%パラジウム合金を使用しますが

これには色々な金属が含まれている為、アレルギー反応が出る可能性があります。

特に最近、金属アレルギーに関してテレビや雑誌に取り上げられ

一般の方たちへその危険性が紹介されてきています。

 

一般的にどんな金属でもアレルギー反応は起こります。

皆さんが安全だと思っている 『』 でもです。

これは、その人がどの金属に対してどれぐらい許容量があるかによって

反応が出やすいかどうかという 個体差(個人差)によるものです。

金に関しては通常、金属類の中で最も許容量が多い部類に入り

生体親和性が良いとされています。

しかし、許容量の多い人が 多いだけであって 少ない人もいます。

このような人が金に反応してしまいます。

 

今まで、若い頃からシルバーや金属メッキのアクセサリーが大丈夫で 使用していた人が

急に かぶれたりするアレルギー反応が出始める事もあるかと思います。

これは、体の中に蓄積された金属イオンが許容量を超え、

アレルギー反応として出たためです。

特に、夏場は汗をかくため アクセサリー類からイオンとして

体に吸収され アレルギー反応が出やすい季節となります。

特に女性は、思い当たることが多いのではないでしょうか?

そして、普段使っている化粧品が急にダメになることがありませんか?

 これも化粧品の中に含まれている細かい金属粒子によるものです。

 

では金属アレルギーを防止するにはどうしたらよいか!!!

答えは簡単です!

金属をできる限り ≪体に入れない(イオンとして)≫ ≪体に触れさせない≫ です。!!

でも可能か?

たぶん無理です。〈特に女性は。化粧しますものね!!〉

ではどうするか?

 一番簡単な予防は、アクセサリー類をできる限り外す。そして、できる限り化粧をしない!!

う~ん。厳しいかも... という人も多いかと思います。

でも、それだけではだめです。

 

口の中をお忘れでは?(やっとメインの話ですね!!)

 

口の中にある金属類を金属アレルギーのない物に変えることです。

 

ところで、何故口の中?

口の中は 常に唾液によって濡れているため 入っている金属が

金属イオンとして溶解しやすく体内に吸収されやすいのです。

 

金属アレルギーのない物とは? 

今一番アレルギーの少ない治療法としては セレミック修復が一番かと思います。

ガラスの結晶なのでイオンになることがなく、体内に吸収されることがない物質です。

 

メインなのに短い話&終わり!!!!

 

という事で、当院ではセラミック修復をお勧めしています。

通常 高価であったものが セレック導入によりお手軽に。

あまり強度がなく ブリッジにむかなかったものもウォルセラムを使用する事により

メタルフリーの補綴・修復物が可能となりました。

 

下の写真はウォルセラムを使用したオールセラミックスブリッジです。

以前、他院にてメタルボンド(金属にガラスを焼き付けた冠)ブリッジをセットしていましたが

根の治療をしなければばらず、治す事に。

今の物(術前)のようなものではなく 時間がたち、歯肉が退縮しても

綺麗なままであり続けるものを という事で

ウォルセラムフレームのオールセラミックスブリッジによる補綴・修復処置を行いました。

歯肉が退縮しても金属を使用していないので黒い歯ぐきにはなりません。

歯根が黒い場合は無理ですが...

 

術前                            術後

術前正面.jpg

術後正面.jpg

 

 

 

 

 

 

 

術前側面                          術後側面

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術前咬合面                         術後咬合面

術前咬合面.jpg

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色は明るめが良いという事で少し明るくしました。

この方は 現在 下顎の小さい虫歯をセレックにて修復処置しています。

予算が出来たら、反対側も変えていきたいと…

お待ちしています。

 

さて明日は、昼から明治座で 『三平物語 を観に行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

日付:  カテゴリ:オールセラミック, 審美

 

こだわりの歯並び!!

昨年より、歯の形と歯頸ラインを煮詰め 

こだわりの形態を持った

歯型・歯列に仕上げました。

本来であれば 矯正を行って治したいところですが

すでに 歯を削り、被せてあったので

歯槽骨整形を行い 歯を長くし オールセラミックを被せ

歯列を治すためにラミネートべニアで外に膨らせました。

 

術前

術前.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

術後

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日付:  カテゴリ:オールセラミック, ラミネートべニア, 審美

 

エクストリュージョン、クラウンレングス&オールセラミックス

根の治療がダメ!歯がむし歯でダメ!!入っているものもダメ!!!

というケースを治しました。

まず根の治療、その後 縁下カリエス(虫歯)があったので

歯を引っ張り上げ(エクストリュージョン)、

隣在歯との調和を取るため歯の長さを調整(クラウンレングス)、

そして、審美的ノンメタルオールセラミックスによる補綴物を装着しました。

術前                               術後

セット後.jpg

術前.jpg

 

 

 

 

 

 

 術前アップ.jpgセット後アップ.jpg

 

 

 

 

 

 

真ん中の2本は歯肉がさがり                 左の歯と歯の間の歯肉は

歯肉が退縮しています。                    下がっていますが、オペ直後なので

                                    これから成長してきます。

オールセラミック4.jpg

オールセラミック.jpg

 

 

 

 

 

 

金属を使用しないノンメタルの オールセラミックス 

 

オペ前.jpg

ADCのマークの下の歯はエクストリュージョン済み。

歯肉も下方へ成長したため歯肉切除と歯冠延長術

を行います。

 

 

 

 

手術後

歯肉の辺縁がほぼそろっている。オペ後.jpg

 

 

オペ後ガム.jpg

手術後1か月

左の歯と歯の間の歯肉はまだ成長していない。

ここの歯肉が成長するには6か月ぐらいかかる

と思われます。

 

日付:  カテゴリ:オールセラミック, 審美

 

奥が深いぞ!セレック!!(セレック マスター トレーニングコース)

セレック マスター トレーニング コース

二日目が終わりました。

約4年前にセレック導入し、日が経つのは早いですね!

ソフト・セレックブロック等 工業物進化するのは早い。

初め導入した時は、前歯にはとても用いる事が出来なかった代物が

今ではちょっとした工夫で、保険の前歯よりも

俄然、綺麗な物に仕上がるようになってきたんです。

これからもセレックについては、勉強

ガンガンしていかなければならないなと

感じましたね!!

11月に 残り二日ありますが、

さらに突っ込んだ内容を用意して下さるようです。

楽しみ!!!

 

でも、明日も午後 診療の後

浅草インプラント勉強会だ!

 

がんばろ!!

 

日付:  カテゴリ:オールセラミック, セミナー, セレック, 審美

 

オールセラミックス&エステライトプロ

前歯の根の治療から、残根の抜歯 そして

インプラント・オールセラミック 審美修復へと、治療を行っている方の

途中経過です。

メタルフリー(ノンメタル)の為、歯肉が黒くなりませんし

金属アレルギーの心配もありません。

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術前

左上の前歯が真っ黒で、その左側もやたら白く、両歯には根尖病巣が出来ていました。

右の前歯には、汚らしい保険のレジンが虫歯を伴い張り付いていました。

術前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

術後

術前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左の前歯2本には感染根管処置後、ウォルセラムコーピングのオールセラミックスをセット。

右の前歯は自費用コンポジットレジン『エステライト プロ』を充填しました。

 

エステライトプロ充填前

両近遠心・切縁にカリエスと不良充填物が確認できます。

術前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エステライトプロ充填後

術後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両隣接面の黒く適合不良だったコンポジットレジンを削除し

複数の自費用コンポジットレジンを色調を合わせ、充填しました。

 

まだまだ、やる所だらけですので

ファイナルをお楽しみに。

 

日付:  カテゴリ:オールセラミック, コンポジット, 審美