歯根破折した歯牙&ブリッジをインプラントにて再建しました。
術前
左側の矢印の部分の歯牙はかなり大きい根尖病巣があるため後日、
インプラント治療を行いました。
右側の矢印の部分に歯根破折し、ブリッジからずれているのが確認できます。
口腔前庭拡張前 口腔前庭拡張直前
歯牙抜歯後、角化粘膜(動かない粘膜)の量が 粘膜治癒後、矢印の部分に示すように
足りていません。 中央に可動粘膜が入り込んでいます。
口腔前庭拡張手術 口腔前庭拡張術直後
角化粘膜をセパレートし、頬側へ移動させ 術後1週間、矢印の部分にまで
コラーゲン膜で覆う事により、角化粘膜を増加させます。 移動しています。
口腔前庭拡張術後
硬い角化粘膜が幅広くあることが確認できます。
インプラント埋入&プロビジョナルセット後 プロビジョナルクローズアップ
インプラント埋入を行い、インプラントの初期固定が
得られたため仮歯をその日に装着しました。
ジルコニアブリッジ
オールセラミックスブリッジをノンメタルのジルコニアフレームで作りました。
術後 セット後クローズアップ
矢印の部分にブリッジがセットされています。
右側の歯牙は抜歯され、インプラントが埋入されています。
セット後側方
ブリッジの周りに角化粘膜が豊富にあることが確認できます。
角化粘膜がある事により、歯肉が骨に固定され細菌の侵入を防ぎます。
この角化粘膜がある事により、 ブラッシング時に ブラシの毛先が当たっても痛くありません。
歯肉が長期安定します。
日付: 2009年5月13日 カテゴリ:インプラント, オールセラミック, ブリッジ, 審美