朝日新聞に 最近連載されている
新型インフルエンザについての連載記事です。
皆さん興味があると思いますので 記事をまとめてみました。
インフルエンザワクチンには何が入っているのだう?
ウィルスそのものではない。ウィルス表面にあるとげ状のたんぱく質が入っている。接種すると、人体はこのたんぱく質を「敵襲!」と誤解して、せっせと免疫を高める。いざ本物が襲ってきた時には、迎撃態勢ができているという寸法だ。
身体の準備に時間がかかるので大流行する前に打つ必要がある。世界各国はワクチン製造を急ピッチで進めている。
2009年9月22日より
新型インフルエンザの効果と安全性を確かめる治験が各国で進んでいる。日本と同じ製法の豪州性ワクチンでは、接種した成人240人の九割以上の血中にウィルスと闘うたんぱく質ができた。英・米にも同様の報告がある。
ただ「接種したら絶対大丈夫」とは言えないようだ。豪の報告では240人のうち1人が感染した。阪大微生物研究所理事の奥野良信さんは「新型ワクチンが個人の発病を防ぐ効果は50%程度ではないか」とみる。しかし、大勢がうてば感染の連鎖を打ち切り、大流行の防波堤になる。
2009年9月23日より