以前 別の病院で
セラミックの 修復治療を受けられたそうです。
食事していたら 奥がかけてしまったそうで
治してほしいとのことで 来院されました。
時間がないので 手短にお願いしたいとのことでしたので
直接法 の 審美修復処置 ダイレクトボンディング法で
治してみました!
術前
歯との間がかけているのが確認できます!
以前の先生が スリップジョイント(ナイフの先端のように尖った感じ)で
形成されているので このままの形態では 再度 割れてしまいます!!
セラミック除去後
再度 セラミックが割れないよう
バットジョイント(ナイフの柄のような90度の形)になるように
歯と歯の間を形態修正しています。
これで 噛んだ力が歯質に受け止められ セラミックが割れなくなります!
ダイレクトボンディング後
古く 欠けたセラミックがなくなり自然な形態に修復されています。
以前の セラミックよりも 溝や 隆線もナチュラルです。
境目わかりますか?
もともと セラミックが入っていたので 目立ちませんが
ここに 金属が入ってくると 暗くなり 非審美的になってしまいますね!
金属を使わないことで メタルフリーになり かつ 暗くもならないので
患者様の アンチエイジングに 貢献できたのではないかと!!!
それにしても 歯科医もきちんと勉強しないとだめですね!!
この以前の歯科医は セラミックに関しての勉強不足だと思います。
たぶん 入れるセラミックすべてが 割れてきているんではないでしょうか!
削り方も それぞれ修復材料によって変わります!
もちろん接着剤も変わります!
バージョンアップしていかないと、時代に取り残されていきますから!
歯医者選びも 大変な時代になってきましたね!
日付: 2010年8月4日 カテゴリ:コンポジット, 審美