昔、虫歯を治療し保険でレジン充填をした歯です。
辺縁漏えいが始まり、隙間から虫歯になっていた為に、
虫歯の治療をする事になりました。
以前と同様にレジン充填を選択することもできましたが
セレックによるセレミック修復を選択されたケースです。
術前
カリエスを除去し、フッ素を解き放つプラスティックにて窩壁を整えた状態
セレックセット後
どうです!!綺麗ですね。この治療でしたら、
その日のうちに たった1日でセラミックを入れることができます!!!
従来でしたら、技工所に出さなければならなかったので
約1週間必要で、尚且つ人件費がかさむのでやや高めの治療費でした。
し、しかし!! セレックの場合ですと、時間さえ頂ければ
1回の麻酔、1回の来院、その場ですぐ!!!
出来てしまうのです。
審美的治療・アンチエイジングのセラミックが!!!!
従来のレジン修復と何が違うかと言えば
それは、すべてが違います!!
まず、詰める素材!
レジンはプラスチックで吸水性、やわらかく、変色しやすく、細菌が付きやすい。
セレックはセラミックなので水を吸いません。
つまり、染色しにくく、細菌が付着しにくいのです。
そして歯と同等の堅さを持ち天然歯を傷付けません。
次に接着剤。
通常の保険適用のレジン修復の接着材もそこそこになってきていますが
セラミックはそれ自体が強度が無いため
歯牙に保険適用外の最新の接着材によって
強固にくっ付き、強度を出します。
接着材自身が歯牙に強固にくっ付き、
尚且つ、セラミックにも強固にくっ付きます。
つまり、まず外れない。
つまり、再度隙間から虫歯になるリスクが少ない!
よく、保険の詰めた金属が外れるのは
接着材で着けているのではなく、隙間を埋めるセメントで
固定しているだけだからです。
口の中は、氷のような極度に冷たいのもから、コーヒー・紅茶のような熱い物が入ります。
短時間のうちに こんな事が繰り返される、究極の空間なのです。
隙間を埋めているセメントはあっという間にひびが入り、壊れてきます。
皆さんもご理解いただけるかと思います。
保険は接着材ではなく、隙間を埋めるセメントで留めているだけなのです。
だから、長年経つと隙間から虫歯になってしまうのです。
なぜ、自費のようなセメントを保険では使えないのでしょうかね?
使えれば、カリエスリスクが減り、再治療が少なくなるのに。。。
あ、でも、再治療が無くなると歯医者が必要なくなるか!
それは困る!なーんて、そんなことはありません。
予防や初期虫歯治療があるからです。もちろん歯周病も!
こればっかりはなくなりませんから。
話は戻りますが、だからセレックによる治療は良いのです。
ぜひ、お試しを!5年保証を付けていますので!!
日付: 2008年10月3日 カテゴリ:セレック, 審美