中野区中野坂上アマリ歯科クリニック院長ブログ

インプラント治療に関する 外科的、補綴的戦略(ドイツの最新情報)

Esthetic  Explorers という私の属するスタディーグループ

Dr. Marcus Beschnidtセミナー』 

インプラント治療に関する外科的補綴的戦略ドイツの最新情報

がありました。

カムログインプラントを使用した治療ケースを含めながら

治療進め方歯肉移植テクニック骨の造成の仕方

抜歯後ソケットに対するテクニックインプラントポジション

若手歯科医師にとって、前歯部インプラント治療に必要な事が

全て含まれたセミナーであったので、よかったのではないでしょうか。

通常、これらを勉強するのに、何度もいろいろな講習会

足を運ばなければならなかったので...

私にとっては、復習になりました。

 

勉強会の後、Dr.Marcusも参加し、懇親会が行われました。

インプラント治療について熱い議論があり、

私としては懇親会のほうが得るものが多かったなと!

 

 

日付:  カテゴリ:インプラント, セミナー

 

前歯部 歯冠破折 歯根破折 骨吸収を インプラント修復で!!

硬い物噛んで歯が割れたそうです...

昔、神経を取りその穴をプラスティックで埋め、治療を終了。

本来であれば、歯と歯の間の虫歯の治療が施してあったので、

を被せるか、心棒を立てないと割れやすいのに...

なぜ、そこまで前の歯医者は治療しなかったのか...

患者さまに説明すれば、嫌がる人はいないのに...

 

心棒を立てなかった結果、骨縁下まで歯牙・歯根破折

 

術前レントゲン 

 矢印の部分に破折線が確認でき、骨吸収が確認できます。

歯冠:歯根比から歯牙挺出(エクストリュージョン)は厳しい為、

                     抜歯即時インプラントを選択しました。

 術前デンタル.jpg術前パン.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

破折した歯牙歯冠歯根面がついて折れているのが確認できます。)

破折片正面.jpg

破折片.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

破折歯冠除去した口腔内状態

折れた歯ひびが確認でき、歯の右側の歯質垂直的

                                なくなっているのが確認できます。)

  破折状態正面.jpg破折状態 咬合面.jpg

 

 

 

 

 

 

歯肉ボリュームを増すために歯根骨頂までカットし、レントゲンで確認。

この状態で1カ月待つ。

歯肉増加させ、オペ後にできる空隙の封鎖を可能にします。)

初診の状態よりも矢印の部分の骨が吸収平坦になってきている。  歯冠削除デンタル.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペ直前の状態 

左の写真では矢印の部分のがさらに吸収してきている。

右の写真はオペ用ステントにて埋入ポジション・角度骨の深さが確認できる。

オペ直前デンタル.jpg

術前検査断層.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペ直前 口腔内(歯肉が増殖しているのが確認できる)

術前咬合面.jpgのサムネール画像

術前唇側面.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 粘膜反転時   

粘膜反転唇側面.jpg

 粘膜反転咬合面.jpgのサムネール画像

  

 

 

 

 

 骨吸収が確認できる

粘膜反転後骨欠損.jpg

 

 

 

 

 

 

抜歯窩〈唇側の薄い骨壁が確認できます。)

 抜歯窩.jpg

 

 

 

 

 

 

インプラントホール形成後

インプラントホール形成後.jpg

 

 

 

 

 

 

インプラント埋入 インプラント埋入唇側.jpgインプラント埋入咬合面.jpg

 

 

 

 

 

 

ヒーリング
キャップ
装着

プラットホームスイッチングを行うため、径の小さいキャップを装着)ヒーリングキャップ.jpg

 

 

 

 

 

 

骨造成(骨との間隙に骨移植材を詰め込める。)

 骨移植.jpg

 

 

 

 

 

 

埋入後、確認のレントゲン

径の細いタイプのヒーリングキャップを使用し、プラットホームスイッチングを行う。

プラットホームスイッチングとは骨をインプラントの上にのせ、

                         骨下がるのを防止する方法です。

≪左のレントゲン≫

キャップの右側に移植した骨移植材が確認できる。

≪右の断層写真≫

唇舌的ポジションが確認できる。インプラントネック部分の骨が

バルコニーを形成しているのがわかります。

  埋入後断層.jpgインプラント埋入後確認デンタル.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インプラント埋入後確認パン.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

縫合後縫合.jpg

 

 

 

 

 

 

縫合後仮歯を装着した状態 術後咬合面.jpg

 

 

 

 

 

 

4ヶ月後、仮歯を付け 歯肉の状態を回復させてから最終的な前歯を入れていきましょう。

 

さ、明日は朝からE.E.の勉強会だ!!がんばろう!!

 

日付:  カテゴリ:インプラント, 抜歯即時

 

歯根破折のステージドアプローチによるインプラント治療

他院にて審美補綴処置を受け、その後脱離

その部位に再度装着し、何度か脱離を繰り返していたそうです。

当院に来院された際には、歯根破折がはっきりと確認でき

すでにがかなり吸収し、ホ―プレスな状態となっていました。

ブリッジ義歯インプラント利点・欠点を説明の後に

インプラントを行う事になったが、骨欠損が大きく

ステージドアプローチにて処置を行う事となった。

 

術前

歯根破折が確認できる。               レントゲン骨の吸収が確認できる。

術前抜歯歯牙.jpg

歯根破折.jpg

 

 

 

 

 

 

 抜歯時

抜歯窩ブラックホールのようである。     コラーゲンを詰め込み組織修復を図る

この時点ではインプラント固定する骨がない為、骨の治癒を待つ。

抜歯窩.jpg

抜歯後テルプラグ.jpg

 

 

 

 

 

 

  

抜歯歯牙

歯根が真っ二つに割れ骨を吸収させた膿胞が付着している。

抜歯歯牙.jpg

抜歯歯牙破折状態.jpg

 

 

 

 

 

 

 抜歯後

歯肉十分量回復している。

オペ術前咬合面.jpg

オペ術前側方.jpg

 

 

 

 

 

 

 

オペ時

↓の部分の骨壁吸収し、根尖方向に向かって全く骨がないが、

ある程度根尖部抜歯時よりは回復している。

ドリリングをし、初期固定が得られない場合には

今回は骨造成のみを行うと、オペ前事前説明してある。

オペ抜歯窩咬合面.jpg

 

 

 

 

 

 

 

インプラント
埋入時

頬側の骨がなくインプラントが側方から確認できる。

かろうじて根尖部骨によって初期固定が得られている。

インプラント埋入咬合面.jpg

インプラント埋入側方.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

骨造成時

頬側骨欠損部骨代用物質をオーバーに充填、この後吸収性膜にて歯肉の迷入防止する。

骨造成咬合面.jpg

骨造成側面.jpg

 

 

 

 

 

 

 

埋入後

 埋入後.jpg断層.jpgデンタルによる確認                              断層による確認

 

 

 

 

 

 

 

パントモによる確認

術後パン.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

術後翌日、やや腫れていましたが、痛み無いとの事でした。

一先ず安心。粘膜の中で4か月~6か月成熟してもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

日付:  カテゴリ:インプラント, 骨造成

 

美味しい焼鳥 文ちゃん!!

今日は、久しぶりの休日でしたが

日々、出来ない雑務をこなして

あっという間に1日が終わってしまいました。

銀行めぐりや区役所めぐり、パスポート更新等々。

そこで、夕食は私の大好きな

焼き鳥を食べに行きました。

神楽坂にある、とても美味しい焼鳥屋さんです。

以前も、確か紹介させて頂きましたが

様々種類があり、かなり

美味しいです

ぜひ、一度皆さんを運んでみてください。

 

日付:  カテゴリ:休日, 和食

 

八重歯を矯正!

お疲れ様でした。

やっと装置が外れましたね!!

クリアティ―で できる限り、見えない矯正となるよう

治療しましたが、いかがでしたか?

途中、出っ歯を治すためにヘッドギア等を

使っていただき、ありがとうございました。

期待したとおりに、前歯引っ込みましたか

まだ、奥歯の治療がありますが、

もう少しです。頑張りましょう。

外した後の笑顔写真

嬉しそうでしたよ!!!!

 

術前

術前.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

術後

術後.jpg

 

日付:  カテゴリ:クリアティ, 上顎前突, 叢生, 抜歯, 矯正

 

原ジャイアンツ 連勝!! 日本シリーズ第3戦!!!

一発攻勢連勝しましたね。

最後のファウルボールかと思うようなフェアーは

う~ん...微妙

確かにグラブに合っているような、スピンで前に転がっているような。

キャッチャーは当たっていないから前に出て、

ボールを取りにいっているのだろうし

当たっていれば解るでしょ。でも、策士かな?

でも、次は西武頑張れ!!

日本シリーズを盛り上げましょう!!

 

それにしても、寒くなりましたね

私はのど痛く風邪のひき始めかな?

風邪薬飲んで早く寝よ!!

 

日付:  カテゴリ:スポーツ

 

見えない矯正 痛くない矯正 マウスピース矯正

今日 11月最初の勉強会がありました。

見えない矯正 マウスピース矯正 のインビザライン

Japan Invisalign Provider Workshop Ⅰが有り、

オーストラリアDr.Vicki Vlaskalic

昭和大学 矯正科教授 槇 宏太郎先生

開業医 石川裕之先生により行われました。

Dr.Vicki Vlaskalic

`Making Invisalign Treatment Predictable

               -インビザライン治療の予測実現性を高めるために`

  ・症例選択の着眼ポイント

  ・クリンチェックの活用法

  ・日本人症例の分析     について

そして石川先生は

インビザライン日本人症例の考察

  `Think about Clin Check`    について

そして最後に槇教授は

インビザライン日本人症例の考察

  `抜歯症例への対応について`   

という演題で発表がありました。

最後は三名によるQ&Aセッションで

適応症の拡大について』 という事で

参加ドクターから様々な質問がありました。

 

実際に今回参加し、治療ケースを見せていただいた結果、

思った以上に適応症が多いのではないか、使用ケースを増やしていかなければ

と考えさせられました。

いままで、このケースは使用できないと、私自身が思っていたケースがありましたが

どんどん応用していかなければならないなと!

患者さまからすれば、目立たず痛くなく取り外しできるマウスピースタイプ

矯正装置であれば 結果 良い物ですからね!!

ただし、自己管理出来なければ動きません。

1日 20時間以上使用しなければなりませんから。

 簡便な装置ですが、反面 使用しなければ効果がありません。

 

 

日付:  カテゴリ:インビザライン, セミナー, 矯正

 

スポーツの秋

今日は様々なスポーツが盛り上がっていましたね。

まずはアイススケート

スケートカナダでおめでとう!!!村主 久しぶりの2位入賞!!

長い間スランプに陥っていたけど、よかったですね。あきらめずに練習して。

そして

全日本大学駅伝 早稲田優勝かと思ったら、さすがですね駒大

おめでとう!!

男子プロゴルフツアー マイナビABCチャンピオンシップ

ラスト3ホールは緊張の連続でしたね!

おめでとう!石川 遼 君 プロ転向後 初優勝

18番の水辺からのショット しびれましたね。

深堀もあのリカバリー 3打目からの池越え バーディー

さすが...

そして最後は日本シリーズ第二戦 巨人VS西武

1敗の巨人はどうなるのか?

 

スポーツ観戦好きの私は またしても絶叫!!!

うるさい!!(家族談)

逆転に次ぐ同点で 最後はラミレス一発

見たかった。

え!!!

何故?

 

何故なら疲れ果てうたた寝してしまった。

残念!!

 

さ、明日のインビザライン講習会に備え 早く寝ようかな。

 

日付:  カテゴリ:未分類

 

七五三 & 勉強会

いよいよ11月

時間が経つのは早いですね。

今年も、残り2か月。どんな日々を過ごすのでしょう。

私は食の秋ではなく、勉強の秋となりそうです。

まずは矯正 

インビザラインの講習会 『適応症の拡大に向けてのワークショップ

見えない矯正 インビザラインアドバンスレクチャー

次に インプラント 

Esthetic  Explorers という私の属するスタディーグループ

Dr. Marcus Beschnidtセミナー』 

インプラント治療に関する外科的補綴的戦略ドイツの最新情報

そして

Academy of Minimaiiy Invasive Implantology』 の

第1回 Research Conference

英語だらけでよくわからない勉強会だと思いますが、

いかに骨造成等を行わず、患者さまに外科的侵収を与えずインプラント手術を行うか

という勉強会の初回です。どのような内容になるか楽しみ!!!

そしてまた矯正

まずは、『Dr. Tom Pitts』によるデーモンシステム アドバンス・コース

美しい矯正と、そのフィニッシングテクニック』という演題で

ライトフォースについて学んできます。

そして、『Dr.Giuseppe Scuzzo』のライトリンガルセミナー

舌側矯正の新しい より複雑な症例メカニックスマイクロスクリュー)について

そして先月の続きの

セレック マスター トレーニングコース

最後にインプラント

私の属するCID clibの勉強会

来年行われる『ITI Congress Japan2009』の予演会となるようです。

日本の中でストローマンインプラントを使用しているユーザーの会合です。

2日間行われ、全国から集まるので忘年会も当日行われます。

様々な意見交換が出来るので楽しみ。

 

長々となりましたが、大変な日々が続きそう...

2・3日休診し、ご迷惑を掛けますが勉強の為です

御理解を

 

で、今日は娘の七五三で、日枝神社に行ってきました。

10・11月と私が忙く、今日しか休みがとれなかったので...

家族にすみません...

 

大勢の家族が七五三に来ていました。

皆、楽しそうでした。昔を思い出しますね。

確か私も 弟と

着物を着て、良い思い出になったかな。

 

 

日付:  カテゴリ:インビザライン, インプラント, セミナー, デーモン, 矯正, 舌側矯正

 

日銀利下げ!!

いよいよ利下げが決定しましたね!

住宅ローンやその他、病院の機材等の借り入れがたくさんある私には

追い風になってくれるのでしょうか?

以前、日銀ゼロ金利解除を行った際に

即、うちの取引銀行から連絡がありました。

『金利を上げますので、よろしくお願いいたします。』 と...

借りている身ですから何も言えません!!

しかし、たくさん借りているんだよな...どうしよう...

 

と思っていたら、やっと利下げ!!!

早く連絡来ないかな!!

銀行から!!!待ち遠しい!!

 

 

日付:  カテゴリ:日常

 

審美的矯正装置 クリアティ―

見えにくい矯正装置です。

セラミックブラケットを使用しているため

ワイヤーのみが見えるかたちになります。

実際には 口唇とラインが一緒になるため

あまり気づかれません。

術前.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラケットについている青い点はセット後うがいをすると

下の前歯の装置のようにインクが流れ透明になります。

 

スマイルの状態(ややスマ?)

スマイル.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯並びが並んでくるとワイヤーがさらに真っ直ぐになり

目立たなくなります。

 

日付:  カテゴリ:クリアティ, 叢生, 抜歯, 矯正

 

デーモンブラケットで抜かない矯正!!&お知らせ

今日からスタートですね!

約1年頑張っていきましょう。

デーモンブラケットで 短期間のうちに ある程度並んだところで、

1本インプラントを埋入し、咬合を確立しましょうね。

痛みは無いと思いますよ。

術前.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* 明日は大学にて研修会がある為、18時より休診いたします。

  金曜日は通常通りに診療しております。

 

 

日付:  カテゴリ:お知らせ, デーモン, 叢生, 矯正, 非抜歯

 

医療の進んだ都会で…無力感

先日の脳内出血で亡くなられた妊婦の方の

旦那さまの気持は痛いほど理解できます。

この医療の進んだ日本で、分かっているのに

なぜ助けられないのか...

助ける事が出来るのに 出来ないジレンマ。

なぜこのような世界になってしまったのか...

 

確かに医療ミスやら様々な問題はありますが

国によって守られた医療制度でしたが

何でもかんでも訴訟してしまう、この環境にしてしまったことが

医療崩壊の始まりではないのでしょうか。

医療自体がリスクのある仕事でして、

以前はそれを理解して それでもしかたなく患者さまが

御理解を頂いてご納得いただいていたのだと思います。

昔の日本は。 

もちろん 医師側の最大限の努力があってですが。

しかし、今現在 全く問題ない処置をしたとしても

医師側のミスがあったのではないかと疑いから始まってしまう

この世界。

とはいえ この最近 医師側の「何でそんなミスをするの?」

というような医療事故もあるのが現実なのですが...

なり手が無くなってしまいます。

もちろん 命を扱う仕事ですからミスはあってはならないかと...

そのためにも医師側を守るために

患者さまを守るために 公平に見極める第三者機関を

国が早急に設立するべきだと思います。

医師側はトレーニングを積み経験値を増し

患者側は知識を高める。

自分の体は自分が守る でも、信用できる医師も身近にいないと...

 

今回の妊婦死亡事故は 信用できるかかりつけ医がいたのに

受け入れ先がない つまり産婦人科医師の数が少ない事による

起きてはいけない事が起きてしまったのです。

受け入れ先にも様々な事情があるのはわかります。

経験値の浅い医師の場合 受け入れても面倒見切れない場合もありますから。

全てを受け入れることはできないですから。

でも、それは以前から解っていたことなので

国が何か対策を講じないと

明日の日本はないかと...

少子高齢化に拍車がかかるかと。

医療充実を図ってほしいですね!

舛添大臣!!!

医療関係者として、普通の父親として

複雑な気持ちもありながら、一人間として

またまた徒然なるままに、書いてしまいました!!

 

日付:  カテゴリ:日常

 

大規模骨欠損を伴った歯根破折をインプラントにて修復

以前、当院にいらした患者さまですが

定期健診に来られた際、歯根破折を発見し

インプラント治療を行ったケースです。

本来 矯正後、インプラントを行った方が良いのですが

時間とコスト的に難しいという事で矯正は行いませんでした。

術前

術前.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

  

矢印の部分の歯牙の骨が吸収し歯根が見えてきている。

 

           抜歯歯牙

抜歯歯牙.jpg

 

 

               歯根が真っ二つに折れている。

 

                         抜歯後                  

抜歯後.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

                          抜歯により骨がかなり吸収し、

                          不正列の歯並びの為に隣接歯の骨も吸収している。

                          この後、大規模な骨造成を伴ったインプラント埋入

                          行い、歯肉移植も行った。

 

セット後

セット後.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯根が露出しているが、歯並びのわりには左右対称性が

確保されている。

 

 

日付:  カテゴリ:インプラント, 審美

 

反対咬合の早期初期治療(ムーシールド)

今日は朝から

ムーシールド アドバンスセミナー

反対咬合の早期初期治療 シンポジウム

がありました。

普段 3~7歳くらいの受け口(反対咬合)に使用している

ムーシールド(MUH shield)についての セミナーで

全国からムーシールドを積極的に使用している

矯正医が集まり、様々な症例を発表されていました。

 

以前、早期の反対咬合(受け口)治療

永久歯が生えるまで待つというのが

通例でした。

しかし、このムーシールドが登場してからは

治療のスタート時期が早くなり、対象年齢が低くなりました。

 

ムーシールドマウスピース型床矯正装置なので

子供にはおもちゃ感覚で使ってもらえ 効果てきめんなのです。

おしゃぶりのような物 と思って頂ければ結構です。

これを早い時期に使用することにより

悪い方向へ進むのを抑制するのです。

 

下の前歯が出たかみ合わせを、通常の上の前歯が下の前歯を覆った

正常な咬み合わせに戻していきます。 

 

3~7歳というと、本来成長の中で

頭が大きくなるのと連動し、上顎が大きくなる時期ですが、

受け口の子どもの場合、その成長を抑制してしまうのです。

その時期に上顎が成長出来ないと

その後、第二次成長期(身長が伸びる時期)

下顎が前下方へ成長するため、より一層受け口

増悪させてしまいます。

 

その為、早期発見・早期治療

良い骨成長の方向に 簡単な方法で治してあげることが大事なのです。

それには『ムーシールド』 は最適な装置です!

 

 

日付:  カテゴリ:セミナー, ムーシールド, 反対咬合, 矯正